黒いストッキングを履いた妻に、私は以前からある一物を持っていた。あのシルクのようなスベスベのタイツに包まれた脚が、他のどんなイメージにも敵わないスリルを背筋に感じさせる。今日も、あの魅惑的なストッキングを穿いた妻の姿に再び恵まれ、欲望を口にしたい衝動に抗えなかった。部屋に入るなり私は妻に襲いかかり、その魅惑的なタイツに覆われた身体の隅々まで探る私の手。生地に当たる肌の感触、曲線を抱き締めるその姿、私には手に余るほどだった。情熱のどよめきに我を忘れ、時そのもののような古いダンスに身体を絡ませた。ストッキングは私たちの愛の象徴となり、共有された欲望の証となった。そして絶頂を迎えた時、あの抗えない黒いストッキングのおかげで、お互いの会社から得られる快感に勝るものはないことを知った。.