ポルノを見ている私を隣人がカメラに捉えた。最初は何も言わなかったが、だんだんと私を見るようになった。不思議だった。.
2人きりの午後、ドアをノックされたことで流れが途切れたとき、私は何か1人の快楽に耽っていた。荷物の配達だと思っていたが、驚いたことに、ポルノを観ている私の映像をカメラに捉えられた隣人だった。この予想外の出会いが、何を話しているのか分からないような素振りでクールに演じようとすると、ぎこちない、それでいてそそられるような会話に繋がった。ショックと好奇心が入り混じった目を見開き、私は何を見たのだろうと思わずにいられなかった。部屋にいる象を2人とも認めたことで、私たちの間の緊張感は触知れ渡っていた。出会いは、私は露出し、無防備な気分になり、それでいて見られていることへの思いに妙に興奮した。彼が去っていくのを見ながら、私のプライベート鑑賞会を彼がどう思ったのか想像せずにはいられなかった。.